「結局、人生はアウトプットで決まる」...のか ?
- ぬかり あるこ
- 1 日前
- 読了時間: 4分

はじめに
私は、パート勤めのアラフォー主婦です。
文章を書く仕事をしているわけでも、Web制作のスキルがあるわけでもありません。
そんな私がなぜ、このWebサイト「ぬかりない.com」を立ち上げたのか――。
きっかけは、一冊の本との出会いでした。
今回はその本、中島聡さんの『結局、人生はアウトプットで決まる』を紹介しながら、私がこのサイトを始めることになった理由をお話ししたいと思います。
インプットばかりの人生
私は本を読むのが大好きです。
ジャンルを問わず、読むだけで満たされる。
現実から少し逃れて、頭を空っぽにして、ただ文字を追っている時間が心地よい。
そのまま寝落ちできたら、もう最高です。
そんな私にとって、Kindle Unlimited は嬉しいサービス。
読書好きにはたまらないサブスクで、気がつけば毎年約500冊、2021年から2024年までの4年間で2000冊以上の本を読んでいました。
といっても、漫画や分冊版も含めての数字なので、ちょっと盛ってる感はありますが……それでも、読書に費やした時間はかなりのものでした。
でも、薄々気づいていました。
...読んでいるわりに、何も身についていないかもしれない
読んだのに、何も語れない
ポジティブに言えば、本の内容をすぐに忘れてしまうので、何回読んでも新鮮に楽しめる…
実際には、読んだことのある本の話題になっても、語れることが何もない。
SNSも見るだけ。InstagramもXもTikTokも、見る専門。
もともと疎かったはずが、推し活をきっかけに見始めたら時間がどんどん溶けていき、気づけば1時間、2時間…。キャッチーな投稿に流されて得たはずの情報も本以上に何も残っていない...
そんなインプットばかりの毎日。
出会った一冊『結局、人生はアウトプットで決まる』
そんな時に出会ったのが、中島聡さんの『結局、人生はアウトプットで決まる』です。
この本には、こんな内容が書かれていました。
本を読むにしても、アウトプットするための読書が大切
読んだ内容を人に伝える、自分なりの意見を書く、行動に移す――そうすることで初めて、知識が自分のものになる。
それを読んで、心から納得しました。
今までなんとなく読書していれば大丈夫なんて気持ちでいたことを見透かされているようでした。
ぬかりありまくり.comです。あちゃー
私にとっての「良書」の条件
大量に読んできた本の中で、心に残っているのは、「行動に移せた本」だと気づきました。
たとえば――
断捨離の本を読んで、ひとつ物を捨てられた
食育の本を読んで、献立を工夫してみた
筋トレの本を読んで、3日坊主でも体を動かしてみた
たとえ一歩でも行動できた本は、私にとっての「良書」です。
そしてこの『結局、人生はアウトプットで決まる』が、まさにそれでした。
人生、ちょっと変わったかも
この本を読み終えたあと、私は思いました。
「サイトを作ってみようかな。できるかもしれない」
SNSでさえ“見るだけ”だった私が、ブログを書き始めようとしている
――これは、自分でも驚くほどの変化です。
本の中では、「小さなアウトプットから始める」ことの大切さも語られていて、「完璧じゃなくていい」「最初は誰も見ていなくてもいい」という言葉に救われました。
そして、このサイト「ぬかりない.com」を始めてみることにしたのです。
サイトを立ち上げてみて感じたこと
かくして、私は世の中に溢れる情報を消費する側ではなく、発信する側に一歩踏み出しました。
前者と後者の違いについて、著作の中で中島さんも触れていましたが、ブログを書き始めた今、少しだけ実感しています。
たとえば、何かを見るときも「どう紹介しようかな?」と考えるようになったり、
ほんのわずかですが、視点が変わってきたのです。
人生がちょっとだけ、おもしろくなり始める予感がしています。
さいごに
今日は、中島聡さんの『結局、人生はアウトプットで決まる』を紹介しながら、私がこのサイトを始めた理由について書きました。
最後に、私が心に留めている中島さんの言葉を紹介します。
常に新しい知識を吸収し、それを自分なりに消化し、独自の解釈を加えてこそ、読む人にとって価値ある記事を書けるのです。
『結局、人生はアウトプットで決まる』中島聡著/実務教育出版
まだまだ始まったばかりの拙いブログですが、私も読んでくださる方に価値ある何かを与えられるようなアウトプットを目指して精進しますので、今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。
完璧じゃなくても大丈夫
ぬかりがあったって、気にしない
そんな毎日を、一緒にのんびり楽しみましょう
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中島さんを知るきっかけとなった一冊。
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