ブログ史上最大のぬかり!!
- ぬかり あるこ
- 10月10日
- 読了時間: 5分

はじめに
お久しぶりの更新になってしまいました。
暑かった夏がようやく終わり、過ごしやすい季節になってきましたね。
食べ物もおいしいし、ぬか床も扱いやすい良い季節...
...のはずですが、やらかしてしまいました!!
ぬかりが多い人生ですが、その中でも最大級のぬかり!?
ぬか床をだめにしてしまいました!!!
( ;∀;) バーン
ぬか漬けブログを書いている身としては大ショックです。
読んでくださっている方にも少し衝撃を与えてしまいましたでしょうか...
気持ちを立て直して再スタートを切るために、失敗の原因を整理しながら、お気に入りの一冊を紹介したいと思います。
ぬか床、ついにダメに
毎日食べていれば、ぬか漬けはまず失敗しません。
多少漬かりすぎてもリカバリーできるし、水分や塩分の調整もこまめにできます。
けれど、その「毎日」ができなくなっていました。
最初は2〜3日くらい食べていないな、という感覚。
でも気づけば、2週間ほど経っていたようです。
言い訳させていただけるならば
・ちょうどきゅうりの季節が終わり、漬けたい野菜が冷蔵庫にない日が続いたこと
・気温が下がってきて真夏より発酵が遅くなったので、まあ大丈夫かなと油断したこと
そして何より、疲れていたのです。
何とは申しませんが、苦手なことをやる必要が出てきてしまい、一般的に大したことない事なんですが、実は心身ともにすごく疲弊していたのだと思います。
そしてルーティンが崩れ、犠牲となったのがぬか床ちゃんです...
原因は「毎日食べなかった」こと
ぬか漬け成功のための最重要事項、毎日食べる(ルーティン)ができていなかったのだから、失敗するのも当然です。
ではルーティンができない時はどうしたら良いのか。
フランス人のクララ・ブランさんの本にヒントがありそうなので紹介します。
『フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方 世界で一番、自分のことを大切にできる秘訣』(クララ・ブラン 著)著者のクララさんのことはInstagramで知って、大好きになりました。
美しくて日本語が上手で知的、それなのに面白くて完璧。
そんなクララさんの生き方が垣間見れるこの本も大好きなのですが、その中でもルーティンについて触れられた部分が印象的でした。
ルーティンの良さとは
もうひとつ、ルーティン化のいいところは、それが心身のチェックにもなることです。
すべてのルーティンをいつも通りにこなせれば、それは体も心も OKな状態ということ。特別に素晴らしくできる必要はなくて、いつも通りであれば合格です。
でも、もしもルーティンができなかったら?
いつものように星が輝いていなかったら、曇っているのかもしれない。
いつものように秒針が進まなかったら、電池が切れているのかもしれない。
そんな風に、いつもの自分と違うなと気がつくことができれば、すぐにケアもできます。
ルーティンは、いつも私を幸せにするだけでなく、幸せでなくなりそうなことを私に気づかせてくれるアラームでもあるのです。
—『フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方 世界で一番、自分のことを大切にできる秘訣』クララ・ブラン著https://a.co/eXvS5Dj私の中に今までにない考え方で新鮮でした。
ルーティンというと、退屈で面倒なものをイメージしがちで、できなかった自分を責めたり、後ろ向きな感情を持っていました。
でもクララさんの言うように「ルーティンは、心身の健康のバロメーターになる。」と考えると少し違った角度から考えることができますね。
ルーティンができない時どうする?
では、ルーティンができない時クララさんはどうするのか?
続けて引用します。
ルーティンは、普段の私のベストです。(中略)
でも、普段とは違うことが起きているときは、ルーティンを完璧にこなそうとするのではなく、あえてルーティンを休みます。
最優先でルーティンを無理なく続けられる「普段」に戻れるようにしている、というわけです。
だから、ルーティンを休んでも罪悪感がありません。
むしろ、いつも通りの幸せな私になるための時間を過ごしているのだなと前向きになれますし、そんな私にすぐに戻れるとわかっていれば、目が回るほど忙しいような非日常も、心から楽しむことができます。
—『フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方 世界で一番、自分のことを大切にできる秘訣』クララ・ブラン著
https://a.co/dYp5MZT落ち込んでいた気持ちが楽に
ルーティンも時には、お休みしていい。
ルーティンがこなせる幸せな自分に早く戻れるように、より良い選択をする。
ぬか床をだめにして落ち込んでいた気持ちが少し楽になった気がします。
できなかったことを責めなくてよい。
再開は、すぐでなくても大丈夫。
ぬか漬けを毎日食べる日常にまた戻れるように、焦らず整えていこうと思えました。
おわりに
今日は、ぬか床をだめにしてしまった経緯をお話ししながら、気持ちの整理におつきあいいただきました。
クララさんの本を通して、もう一度スタートする気持ちが高まってきました。
ぬか漬けを食べていないとお通じが少し悪い気もするし、なるべく早く再開させたいと思います。
でも、すぐにできなくても自分を責めずにゆったりと。
最後にいつもの言葉で締めたいと思います。
今日はいつも以上に身に染みますね。
完璧じゃなくても大丈夫
ぬかりがあったって、気にしない
そんな毎日を、一緒にのんびり楽しみましょう
この秋、新しいぬか床で再スタートします。
あなたも一緒にいかがですか?



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